Sep 27, 2012

2012.09.27 アクトス併用療法 特許侵害訴訟 大阪地裁判決

沢井製薬のプレスリリースによると、沢井製薬が製造販売する「ピオグリタゾン錠15mg/30mg「サワイ」」(先発品名:アクトス錠)に対し、沢井製薬製品と他糖尿病薬との併用療法が、武田薬品の保有する2件の「組合せ特許」に抵触するとして、同社(原告)より大阪地裁に提訴されていた特許侵害訴訟に関し、大阪地裁は本日9月27日付で原告の訴えを棄却する旨の判決を下したとのことです。

本件は、沢井製薬らが、2011年6月にピオグリタゾン錠(ジェネリック医薬品)を薬価収載し、製造販売を予定していることに対し、武田薬品が沢井製薬ら8社(被告)に対し、ピオグリタゾン錠の製造販売の差止を求める訴訟を同年6月13日付で大阪地裁に提起し、以降、同地裁で係争が続いていたもの。

今回の判決では、「被告が単剤である被告製品を販売することは、たとえ医療機関において他糖尿病薬と同時に処方されたとしても、本件『組合せ特許』に対し直接的及び間接的にも侵害を構成するものではなく、さらに当該特許は新規性及び進歩性がなく無効とすべきものである」と判断され、「組合せ特許」の抗力の及ぶ範囲が明確に判断されたとのことです。

なお、本件「組合せ特許」に関しては、別途、無効審判の審決に対する審決取消訴訟の知的財産高等裁判所の判決に対し、武田薬品が平成24年4月23日付で上告し、現在最高裁判所に係属しているとのことです。

参考:

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