2013

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*Case2012

2012.09.24 「帝國製薬 v. 特許庁長官」 知財高裁平成24年(行ケ)10005

グルコサミン含有パップ剤の進歩性: 知財高裁平成24年(行ケ)10005 【背景】 「グルコサミン含有パップ剤」に関する特許出願(特願2001-317930号)の拒絶審決(不服2009-5037)取消訴訟。争点は進歩性。 請求項1: 少なくとも水溶性高分子化合物2~30重量部,水20~80重量部,架橋剤0.01~5重量部,およびpH調整剤0.5~10重量部を必須成分とする架橋型含水ゲルに,有効成分...
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*Pharma/IP news

2013.02.19 「中外 オキサロール®軟膏後発品 特許侵害訴訟提起」

中外製薬は、尋常性乾癬等角化症治療剤「オキサロール®軟膏25μg/g」について、同製品の後発品販売者である岩城製薬、高田製薬、ポーラファルマ、および、これら後発品の原薬等国内管理人であるDKSHジャパンに対し、中外製薬が保有する製法特許の侵害を理由として、2月19日付で東京地裁に特許権侵害行為の差し止めを求める訴訟を提起し、併せて仮処分命令の申立てをした。 オキサロール®軟膏は、活性型ビタミンD3...
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*Case2012

2012.09.20 「大幸薬品 v. キョクトウ」 大阪地裁平成23年(ワ)12566

正露丸糖衣事件: 大阪地裁平成23年(ワ)12566 【背景】 原告(大幸薬品)は、被告(キョクトウ)の行為が、①不正競争防止法2条1項2号の他人の商品等表示として著名な原告各表示と同一又は類似の商品表示を使用した商品を譲渡する行為に当たるとして、又は②法2条1項1号の他人の商品等表示として需要者の間に広く認識されている原告各表示と同一又は類似の商品表示を使用した商品を譲渡し、原告商品と混同を生じ...
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*Case2012

2012.08.31 「宇部興産 v. 国」 東京地裁平成23年(行ウ)443

存続期間延長分の特許料納付期限徒過: 東京地裁平成23年(行ウ)443 【背景】 原告が「ピペリジン誘導体,その製造方法並びにそれを含む抗ヒスタミン剤」に関する特許権(出願番号: S63-175142、公告番号: H05-033953、登録番号: 第1821360号、出願日: 昭和63年7月15日、出願公告年月日: 平成5年5月20日、登録年月日: 平成6年2月10日)の第17年分特許料の追納期間...
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*Case2012

2012.08.28 「ファイザー・プロダクツ v. 特許庁長官」 知財高裁平成23年(行ケ)10352

単回投与の進歩性: 知財高裁平成23年(行ケ)10352 【背景】 「マイコプラズマ・ハイオニューモニエを用いた単回ワクチン接種」に関する特許出願(特願2003-509957、特表2005-515162、WO2003/003941)の拒絶審決(不服2008-6757号)取消訴訟。争点は進歩性。 本願補正発明1: マイコプラズマ・ハイオニューモニエ(Mycoplasma hyoneumoniae)の...
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*Case2012

2012.08.09 「テバ v. 東理」 知財高裁平成23年(ネ)10057

時機に後れた攻撃防御方法に当たるか否か: 知財高裁平成23年(ネ)10057 【背景】 「プラバスタチンラクトン及びエピプラバスタチンを実質的に含まないプラバスタチンナトリウム,並びにそれを含む組成物」に関する特許権(特許第3737801号)を有する原告(テバ)が、被告(東理)に対し、被告製品の販売差止め等を求めた事案。 審理の経緯: 本件は、被告製品が本件特許の技術的範囲に属することについては当...
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*Case2012

2012.07.18 「田岡化学工業 v. 大阪ガスケミカル」 知財高裁平成24年(ネ)10016

先使用による通常実施権を認めた事例: 知財高裁平成24年(ネ)10016 【背景】 原判決(2012.01.26 「田岡化学工業 v. 大阪ガスケミカル」 大阪地裁平成22年(ワ)9102)は、特許権者である田岡化学工業(控訴人)の請求を全部棄却したため、控訴人が原判決を不服として控訴した。 【要旨】 主 文 本件控訴を棄却する。(他略) 1 争点3(被控訴人は,本件特許発明2に係る本件特許権につ...
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*Case2012

2012.06.28 「ジェネンテック v. 特許庁長官」 知財高裁平成23年(行ケ)10179

hVEGF拮抗剤の加齢性黄斑変性に対する治療作用の裏付け: 知財高裁平成23年(行ケ)10179 【背景】 「血管内皮増殖因子拮抗剤」に関する特許出願(平成8年特許願第529682号、特表平11-502853、WO96/30046)の拒絶審決(不服2007-23530号)取消訴訟。審決は、実施可能要件違反およびサポート要件違反であると判断した。 請求項1: 加齢性黄斑変性の治療のための医薬の調製に...
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*Pharma/IP news

2012.12.28 「塩野義 米国Doribax®後発品申請に対する侵害訴訟提起」

塩野義製薬のプレスリリースによると、同社は、Johnson&Johnsonに導出しているカルバペネム系抗生物質注射製剤「Doribax®」(一般名:ドリペネム水和物、doripenem hydrate、国内製品名「フィニバックス®」)の後発品申請をFDAに行ったSandoz Inc.に対し、塩野義が保有する結晶特許(特許満了日 2021年3月30日)の侵害を理由として、米国ニュージャージー州連邦地...
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