「RNA依存性標的DNA修飾およびRNA依存性転写調節のための方法および組成物」に関するの特許第6692856号に対する無効審判請求事件(無効2022-800017)の口頭審理期日
2023年3月23日
「RNA依存性標的DNA修飾およびRNA依存性転写調節のための方法および組成物」に関するの特許第6692856号に対する無効審判請求事件(無効2022-800017)の口頭審理期日
【審理事項通知書】
合議体は、本事件の争点は、本件特許が、第1、2優先権主張の利益を享受できるか否かであると考えています。口頭審理では、上記争点に絞って、主張を説明してください。
【特許権者】
ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア
ユニバーシティ オブ ヴィエナ
チヤーペンテイエ,エマニユエル
【請求人】
ツールゲン インコーポレイテッド
【請求項1】
標的DNAを修飾する方法であって、
細胞内で該標的DNAを複合体と接触させることを含み、
該複合体は、
(a)Cas9ポリペプチド並びに
(b)DNA標的化RNAであって、
(i)該標的DNA内の配列に対して相補的なヌクレオチド配列を含むDNA標的化セグメント;および
(ii)前記Cas9ポリペプチドと相互作用するタンパク質結合セグメントであって、該タンパク質結合セグメントは、ハイブリダイズして二本鎖RNA(dsRNA)を形成する、2つの相補的な一続きのヌクレオチドを含み、前記dsRNAは、tracrRNAおよびCRISPR RNA(crRNA)の相補的ヌクレオチドを含む、該タンパク質結合セグメント
を含むDNA標的化RNA
を含む複合体であり、
該細胞は、植物細胞、動物細胞または単細胞真核生物であり、
該細胞は、インビボのヒト細胞ではなく、ヒト生殖細胞ではなく、およびヒト胚細胞ではなく、
該修飾は標的DNAの切断である、
前記標的DNAを修飾する方法。