2011年11月の後発医薬品薬価追補収載で初収載となったアルツハイマー型認知症治療薬「アリセプト」(一般名: 塩酸ドネペジル、先発会社: エーザイ)の後発品は30社101品目でした。
先発品の【効能・効果】が「アルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制」であるのに対して、いずれの後発品も【効能・効果】は「軽度及び中等度のアルツハイマー型認知症における認知症症状の進行抑制」となっており、「高度のアルツハイマー型認知症」は除外されているようです。後発品メーカー(沢井製薬・シオノケミカル・大正薬品工業・大洋薬品工業・東和薬品・日医工・日本薬品工業・陽進堂)とエーザイとで繰り広げられた追加適応(効能・効果)に関する存続期間延長登録の有効性の争いは下記を参照。
2011.02.22 「沢井製薬等の後発品メーカー8社 v. エーザイ」 知財高裁平成21年(行ケ)10423/10424/10425/10426/10427/10428/10429
後発品申請会社は以下の通り。
- 大原薬品工業
- 救急薬品工業
- 共和薬品工業
- キョーリンリメディオ
- 寿製薬
- 沢井製薬
- サンド
- シオノケミカル
- 全星薬品工業
- 第一三共エスファ
- 大正薬品工業
- ダイト
- 大日本住友製薬
- 大洋薬品工業
- 高田製薬
- 辰巳化学
- 田辺三菱製薬
- 鶴原製薬
- 東和薬品
- 日医工
- 日医工ファーマ
- 日新製薬
- ニプロファーマ
- 日本ケミファ
- 日本ジェネリック
- ビオメディクス
- 富士フイルムファーマ
- マイラン製薬
- MeljiSeikaファルマ
- 陽進堂
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