カルベジロール事件: 知財高裁平成22年(行ケ)10140
主文
特許庁が無効2007-800192号事件について平成22年3月29日にした審決を取り消す。(他略)
原告(第一三共)が保有する「うっ血性心不全の治療へのカルバゾール化合物の利用」に関する特許(第3546058号)の訂正審判請求不成立の審決取消訴訟にて、審決取消判決(2011.11.30 「第一三共 v. 特許庁長官」 知財高裁平成23年(行ケ)10018)がなされたことで、上記訂正を認める旨の審決が出され、上記訂正審決が確定した。
従って、訂正前の特許請求の範囲に基づいてなされた無効審決(無効2007-800192)は、結果的に発明の要旨認定を誤ったことになり、違法として取り消された。
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