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産構審 知財分科会 特許制度小委員会 第8回 審査基準専門委員会WG

2016年1月13日に開催された産業構造審議会 知的財産分科会 特許制度小委員会第8回 審査基準専門委員会ワーキンググループにて、特許権の存続期間の延長登録出願に関する審査基準の点検・改訂についての議論がなされました。第9回会合で引き続き審議することになったようです。

WGにて製薬協が提起した懸念は非常に重要です。しかし、何らかの法改正なしに解決できそうにありません。このWGは審査基準を改訂することがゴールですから、WGとは別に法制度の再設計を議論していく必要があるでしょう。仮に法改正の議論の機運が盛り上がったとしても、その議論が成熟する前にその懸念が現実となって争われ判決が出てしまうほうが先かもしれませんが・・・。

今の日本の特許存続期間延長制度は世界に誇れる制度だと胸を張って海外の知財専門家に言うことができるでしょうか。個人的には、このまま放置していてはいけないと思います。

参照: 産業構造審議会 知的財産分科会 特許制度小委員会 第8回 審査基準専門委員会ワーキンググループ 議事要旨; 配布資料; 資料3; 審査基準改訂案および期間延長制度に対する意見書(製薬協知財委員会)

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