2009

*Case2009

2009.12.03 「イミュネックス v. 特許庁長官」 知財高裁平成21年(行ケ)10092

エンブレル(エタネルセプト)の特許権存続期間延長: 知財高裁平成21年(行ケ)10092【背景】関節リウマチを用途とするエンブレル(Enbrel、一般名: エタネルセプト(Etanercept)、完全ヒト型可溶性TNFα/LTαレセプター製剤: ヒトIgG1のFc領域と分子量75kDaのヒト腫瘍壊死因子II型受容体(TNFR-II)の細胞外ドメインのサブユニット二量体からなる糖蛋白質)の医薬品承認...
*Case2009

2009.10.28 「ノボゲン v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10377

副作用の懸念と阻害要因: 知財高裁平成20年(行ケ)10377【背景】「フィト-エストロゲン、類似体の健康補助剤製造のための使用方法」に関する出願の拒絶審決取消訴訟。審決は、「本願発明は文献A8〔甲4〕に記載された発明(引用発明)に基づいて当業者が容易に発明をすることができたものである」と判断した。請求項1:ゲニステイン,ダイドゼイン,ビオカニンA,ホルモノネチン及びこれらのグリコシドからなる群か...
*Case2009

2009.11.19 「ノバルティス v. 特許庁長官」 知財高裁平成21年(行ケ)10097

特許発明を実施することができなかったのは厚労省側の事情: 知財高裁平成21年(行ケ)10097【背景】原告(ノバルティス)が、「シクロスポリン含有医薬組成物」に関する特許第1996397号(出願日: 1989年9月14日; 登録日: 2005年12月8日)の存続期間延長登録出願(2005-700042)についての拒絶審決(不服2008-20590号)に対して取消を求めた事案。処分の対象となった物:...
*Case2009

2009.10.08 「大阪大学 v. バイオメディクス」 大阪地裁(本訴)平成19年(ワ)8449/(反訴)平成19年(ワ)14328

抗体の発明者適格: 大阪地裁(本訴)平成19年(ワ)8449/(反訴)平成19年(ワ)14328【背景】原告(大阪大学)と被告(バイオメディクス)との共同研究(後に被告が共同研究通知を通知)の成果から出願された「抗CD20モノクローナル抗体」に関する被告出願は、別途原告出願に対して先願の地位を有しないことの確認を原告が請求するとともに、該被告出願について原告は特許を受ける権利の共有持分を有すること...
*Case2009

2009.10.22 「アルコン v. 参天製薬」 知財高裁平成21年(行ケ)10216

「タフロタン」の不使用取消訴訟: 知財高裁平成21年(行ケ)10216【背景】不使用取消審判請求した原告(アルコン)が、請求は成り立たないとした審決の取消しを求めた事案。本件商標商標登録番号: 第4821347号商標の構成: 「タフロタン」の文字及び「Taflotan」の文字を二段に横書きして成る。指定商品: 第5類「薬剤」設定登録日: 平成16年11月25日審判請求登録日:平成20年6月17日【...
*Case2009

2009.09.02 「ノバルティス バクシンズ v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10272

バイオテクノロジー関連分野の実施可能要件: 知財高裁平成20年(行ケ)10272【背景】「抗HCV抗体」に関する特許出願(特願平10-93767)の拒絶審決取消訴訟。審決理由は実施可能要件違反だった。請求項1(以下本願発明という)は下記のとおり。請求項1:少なくとも8個のアミノ酸の連続する配列からなるポリペプチド中の部位に免疫学的に結合する,抗C型肝炎ウイルス(HCV)抗体であって,ここで,該部位...
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アンプラーグに初の後発品参入

2009年11月13日、厚労省は後発品の薬価基準収載を告示。抗血小板薬アンプラーグ(ANPLAG; 有効成分: サルポグレラート塩酸塩(Sarpogrelate Hydrochloride); 効能・効果: 慢性動脈閉塞症に伴う潰瘍、疼痛および冷感等の虚血性諸症状の改善; 承認年月日(錠): 1993年7月2日)にとっては初の後発品収載となった(22社44品目)。 このサルポグレラート塩酸塩に関...
*Pharma/IP news

レボフロキサシン訴訟 全面終結

第一三共は、レボフロキサシン特許の存続期間延長の一部無効審決取消訴訟で敗訴(上告せず)したことを受け、同特許に基づきジェネリックメーカーを被告として提起していた侵害訴訟を取り下げた。これにより、同特許に関する第一三共とジェネリックメーカーとの一切の係争が終結した。参考:第一三共プレスリリース: 2009.11.09 レボフロキサシン特許期間延長の一部無効審決取消訴訟の件 大洋薬品プレスリリース:...
*Case2009

2009.07.07 「オシリス セラピューティクス v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10193

骨形成増強と骨形成の違い: 知財高裁平成20年(行ケ)10193【背景】「間葉幹細胞を用いる骨の再生および増強」に関する発明(特表2000-508911)を進歩性無しとした拒絶審決の審決取消訴訟。請求項1:骨形成増強のための組成物であって,骨形成増強を必要とする個体に分離ヒト間葉幹細胞と共に前記個体に投与され,前記分離ヒト間葉幹細胞からの骨形成を生じるのに十分な範囲で前記分離ヒト間葉幹細胞の骨形成...
*Case2009

2009.10.28 「第一三共 v. ジェネリック13社」 知財高裁平成20年(行ケ)10487

レボフロキサシン(クラビット)の特許権存続期間延長登録に無効判決: 知財高裁平成20年(行ケ)10487【背景】第一製薬はクラビット(Cravit)(有効成分はレボフロキサシン(levofloxacin))の〈適応菌種〉レジオネラ属の効能追加承認に基づいて特許権(第2008845号)の存続期間延長登録(延長登録出願番号: 2006-700043; 延長された期間: 4年11月7日)をした。しかし、...
*Case2009

2009.10.28 「第一三共 v. ジェネリック13社」 知財高裁平成20年(行ケ)10486

レボフロキサシン(クラビット)の特許権存続期間延長登録に無効判決: 知財高裁平成20年(行ケ)10486 【背景】 第一製薬はクラビット(Cravit)(有効成分はレボフロキサシン(levofloxacin))の〈適応菌種〉レジオネラ属の効能追加承認に基づいて特許権(1659502)の存続期間延長登録(延長登録出願番号: 2006-700042; 延長された期間: 4年11月7日)をした。しか...
*Pharma/IP news

「医薬発明」審査基準の改訂

JPOは、「産業上利用することができる発明」及び「医薬発明」の審査基準を改訂した。改訂審査基準は2009年11月1日以降に審査される出願に適用する。改訂審査基準のポイントのひとつは、医薬発明において、特定の用法・用量で特定の疾病に適用するという医薬用途が公知の医薬と相違する場合には、新規性を認めるという点である。参考:2009.10.23 JPO: 「産業上利用することができる発明」及び「医薬発明...
*Pharma/IP news

アステラス 排尿障害改善剤「Flomax®」(タムスロシン塩酸塩)のANDA訴訟でImpax社と和解

アステラスは排尿障害改善剤「Flomax®」(タムスロシン塩酸塩)のANDA訴訟でImpax社と和解した。この和解により、本件訴訟は終結。和解契約に基づき、Impaxは小児試験に基づく独占販売期間満了(2010年4月)前の2010年3月2日以降に後発品を発売することができる。 参考: アステラス プレスリリース: 2009.10.07 アステラス製薬とベーリンガーインゲルハイム「FLOMA...
*Pharma/IP news

バイエル社と大洋薬品、「グルコバイ錠」特許訴訟で和解

バイエル薬品が「グルコバイ錠」(一般名:アカルボース)の組成物特許の有効性をめぐり、特許権者であるドイツ・バイエル社と、大洋薬品との間で行われていた訴訟に関し、10月1日、両社は知的財産高等裁判所において和解合意に至った。これにより、「グルコバイ錠」の特許に関連した大洋薬品との一連の係争は解決した。なお、大洋薬品は、アカルボース含有製剤として、アカルボース錠50mg/100mg「タイヨー」を200...
*Pharma/IP news

USPTO decides to withdraw “New rules”

GSK press release: 2009.10.08 GlaxoSmithKline and U.S. Patent and Trademark Office file a motion to dismiss litigation over Final RegulationsUSPTO press release: 2009.10.08 USPTO Rescinds Controversia...
*Pharma/IP news

AIPPI: Selection Inventions – The Inventive Step Requirement, Other Patentability Criteria and Scope of Protection

AIPPIの執行委員会が2009年10月10日からブエノスアイレスで開かれます。議題209(選択発明について)に注目。各国の意見が集約されており、参考になります。 AIPPI Forum & ExCo 2009 in Buenos Aires: Working Committees No. Q209Summary Report Question Q209
*Pharma/IP news

Thailand Accedes to PCT

タイのPCT加盟が2009年12月24日で発効。2009年12月24日以降にされたPCT出願では、自動的にタイ(country code: TH)が指定されることになる。PCT加盟国は142ヵ国になった。 WIPO website: 2009.09.24 Thailand Accedes to PCT
*Case2009

2009.06.29 「グラクソスミスクライン バイオロジカルズ ソシエテアノニム v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10397

子宮頸がん予防ワクチンの進歩性: 知財高裁平成20年(行ケ)10397【背景】「新規組成物」に関する発明(特願2003-296403)の拒絶審決取消訴訟。出願人は審判請求をするとともに手続き補正書を提出したが、本願補正発明は特29条2項の規定により特許出願の際独立して特許を受けることができないとして、補正却下した上で、審判請求は成り立たないとの審決を下した。補正後の請求項1:HPV16 L1 VL...
*Pharma/IP news

2009.05.28 韓国大法院 投与方法に特徴のある医薬組成物の特許性を判断

韓国大法院は、ビスホスホネートを含有する骨多孔症治療用製薬組成物に関する発明について進歩性を否定した原審の判断を支持したようです(2009.5.28.言渡し2007フ2926判決)。Kim&Chan website: 医薬組成物の進歩性判断時、投与方法は対象外参考記事: 2007.10.18 「メルク v. ユーロドラッグ」 知財高裁平成18年(行ケ)10378
*Pharma/IP news

2009.09.01 延長登録出願に係る閲覧制限の運用開始

特許庁は、営業秘密の保護の重要性が高まっていることにかんがみ、特許法第67条の2第2項に規定する資料(延長の理由を記載した資料)につき、特許法第186条第1項に基づき閲覧等の請求があったときは、当該資料の中に営業秘密が記載されている旨の延長登録出願人からの申出を要件として、閲覧等の制限を行う運用を平成21年9月1日より開始しました。 今回の運用変更後も、延長登録出願人の判断で書類の黒塗りをし、提出...
*Case2009

2009.05.21 「リリー アイコス v. P1」 大阪地裁平成20年(ワ)6081

インターネットを利用した偽造「シアリス錠」の販売: 大阪地裁平成20年(ワ)6081被告によるインターネットを利用した模造シアリスの販売が、原告の保有する本件商標権(「CIALIS」(4457616, 4964112), 「シアリス」(4850513)等)を侵害するとして被告に対し損害賠償を請求した事案。2009.06.26 日本イーライリリー press release: シアリス商標権侵害訴訟...
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2009.08.18 「フロモックス(Flomox): 塩野義、沢井製薬を提訴」

塩野義は、「フロモックス®(Flomox®)」(一般名:セフカペン ピボキシル塩酸塩水和物(Cefcapene Pivoxil Hydrochloride Hydrate))の特許権に基づき、後発品販売を開始した沢井製薬に対して、大阪地裁に特許権侵害訴訟を提起し、同時に仮処分命令申立てを行いました。「フロモックス®」の物質特許は2008年10月23日に満了、結晶特許(特許番号:2960790号)の...
*Case2009

2009.04.27 「スミスクライン ビーチャム v. 特許庁長官」 知財高裁平成20年(行ケ)10353

明細書に具体的に記載されていない効果: 知財高裁平成20年(行ケ)10353 【背景】 「チアゾリジンジオンおよびスルホニルウレアを用いる糖尿病の治療」に関する出願(WO98/57649; 特表2001-523270)が進歩性無しを理由に拒絶とされた審決取消訴訟。 請求項1: 糖尿病および糖尿病関連症状の治療に用いられる医薬組成物であって,2ないし8mgの5-[4-[2-(N-メチル-N-...
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2009.08.06 特許庁 「医薬発明」の改訂審査基準(案)に対する意見募集について

特許庁が「産業上利用することができる発明」の改訂審査基準(案)及び「医薬発明」の改訂審査基準(案)に対する意見募集をしています。意見募集期限は9月5日。これに伴い、関連する出願については審査への着手を改訂審査基準の最終版の公表まで待つこととしています。「医薬発明」の改訂審査基準(案)「医薬発明」の現行審査基準参照:2009年8月6日 特許庁 「産業上利用することができる発明」の改訂審査基準(案)及...
*Case2009

2009.04.23 「バクスター v. アボット・セントラル硝子」 知財高裁平成18年(ネ)10075

作用効果無関係の抗弁: 知財高裁平成18年(ネ)10075【背景】「フルオロエーテル組成物及び、ルイス酸の存在下におけるその組成物の分解抑制法」に関する特許権(特許第3664648号)を共有する被控訴人(アボット及びセントラル硝子)らが、控訴人(バクスター)製品の生産方法は本件特許発明の技術的範囲に属すると主張して、控訴人製品の販売等の差止めを求めた事案。原判決は、本件特許発明が物を生産する方法の...
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