2006.07.05 「スティヒティング v. 特許庁長官」 知財高裁平成17年(行ケ)10416
プリオン病検出方法の発明の進歩性は?: 知財高裁平成17年(行ケ)10416 【背景】 「プリオン病の検出方法」に関する発明(特許番号:第3333213号)について、進歩性なしとの理由で取消決定されたため、取消決定取消訴訟を提起した。 引例となる刊行物との相違点は、抗体を使用して異常蛋白を検出するに当たり、その対象を、死んだ動物脳組織ではなく、生存動物から標本調製可能な組織とする点であった。 請求...