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明治 「カバくん」類似でムンディ・シオノギヘルスケアを不正競争行為差止め求め提訴

(株)明治websiteより

(株)明治は、2016年2月9日付で、ムンディファーマ(株)およびシオノギヘルスケア(株)に対して、不正競争行為差止等の仮処分命令を求めて、東京地裁に申立てを行ったとのことです。

申立てに至った経緯は下記のとおり((株)明治のpress releaseより抜粋)

「明治グループは、これまで、イソジン商標の日本国内におけるライセンスを取得し、50余年にわたり、同商標を使用したポビドンヨード製剤の製造販売を行ってまいりました。1961年に明治製菓株式会社(当時)は、ポビドンヨードを主成分とする医療用外用消毒剤の承認を取得し、その後も一般用医薬品では、同商標を付したポビドンヨード製剤である各種製品をグループ企業のMeiji Seikaファルマ株式会社が開発・製造し、当社を通じて、一般消費者の方々へ広く販売してきました。 2016年3月31日をもって、明治グループとして「イソジン」商標ライセンス契約の終了および一般用医薬品におけるポビドンヨード製剤の薬事上の製造販売承認をムンディファーマ株式会社へ移管することとし、明治グループでは2016年4月1日からこれまで蓄積した感染対策に関する豊富な知見を生かして、また当社が商標登録している「カバくん」をパッケージに使用した「明治うがい薬」などのポビドンヨード製剤16品目の販売を予定し、2015年12月に公表をしております。 当社は、2016年4月に「イソジン」商標を新たに付したポビドンヨード製剤を販売予定であるムンディファーマ株式会社および、シオノギヘルスケア株式会社に対し、明治グループが長期にわたり使用し、商標登録している「カバくん」に類似したキャラクターを使用した商品の製造販売を行わないように求めて参りました。 しかしながら、ムンディファーマ株式会社との2度にわたる書面でのやりとりを通じても、当社と致しましては、当社の申し入れは実現されないと判断せざるを得ませんでした。 そこで、当社において多大な損害が生じることを防ぐために、東京地方裁判所に本件申立てを行いました。」

参考:

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