2019年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。

特許第4954326号より

2019年は、抗体医薬発明に関わる特許訴訟が特に顕著だった印象がありました。
抗体医薬のバイオシミラー(バイオ後続品)の登場だけでなく、新しい抗体技術モダリティーが花開いた結果としてその技術帰属の争いも目立ちました。開発や製造にコストがかかるにもかかわらず抗体医薬のバイオシミラーが次々と登場してきていることは、抗体医薬発明が産業の発展と種々疾患の治療に大きく貢献していることの証明でもあります。また、いわゆる抗体の機能的表現クレームの争いが起きていることは、まだまだパイオニア的な新しい発見・発明が生まれていることを意味しており、クレームが法律的にどのように解釈・判断されたとしても、技術革新は間違いなく起きつづけていることを示しているのだろうと思います。2020年は、抗PD-1抗体オプジーボ/OPDIVO®(有効成分: ニボルマブ/nivolumab)に関する特許・発明帰属を巡る本庶氏まわりの動きも気になるところです。

1.抗PCSK9抗体製剤を巡る争い

2.抗IL-23抗体製剤を巡る争い

3.リサイクリング抗体創製技術を巡る争い

4.抗CD20抗体を巡る争い

5.第IXa/X因子二重特異性抗体(バイスペシフィック抗体)を巡る争い

6.抗体薬物複合体(antibody drug conjugation(ADC))技術を巡る争い

7.抗PD-1抗体を巡る争い

参考: 過去の「医薬系”特許的”な判決を振り返る。」

  • 「2018年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2017年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2016年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2015年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2014年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2013年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2012年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2011年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2010年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2009年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら
  • 「2008年、医薬系”特許的”な判決を振り返る。」はこちら

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