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WTO TRIPS理事会 COVID-19診断薬・治療薬への「TRIPS waiver」拡大議論 決議延期を勧告

2022年12月16日、WTOのTRIPS理事会は、COVID-19診断薬・治療薬への「TRIPS waiver」拡大議論の決議の延期を勧告しました。

2022年6月17日のWTO閣僚会議(MC12)において合意された、COVID-19パンデミックに対処するために必要な範囲で権利者の同意なしにCOVID-19ワクチンの製造及び供給に必要な特許の対象の使用を適格国に認める「TRIPS waiver」に関して、本決定の日から6カ月以内に、WTO加盟国は、その対象をワクチンだけでなく、COVID-19の診断薬及び治療薬にも拡大するかどうかを決議をするものとされ(第8パラグラフ)、その期限が迫っていました。

WTO閣僚会議 COVID-19ワクチン対象にTRIPS waiver採択 製薬団体は「科学者への冒涜」、「逆行」、「有害な先例」と痛烈に批判
2022年6月12日からジュネーブで開催されていた第12回WTO閣僚会議(MC12)では、現在国際社会が直面する重要課題について議論が行われ、これら議論を踏まえて、参加した164の国・地域の代表が一致して閣僚宣言を発出し、17日に閉会しました。閣僚会議はWTOの最高意思決定機関です。COVID-19の影響で開催が延期され、今回は約4年半ぶりの開催となったわけですが、主要な議題の一つは、その延期...

米国通商代表部(USTR)がその期限を延期することを支持すると発表するなど、TRIPS waiverの拡大について各国間の合意に至らなかったようです。

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