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テリパラチド酢酸塩に関する特許権について

旭化成ファーマ(株)は、ヒト副甲状腺ホルモン(PTH)の活性部分である N 端側の 1-34 ペプチド断片であるテリパラチド(Teriparatide)酢酸塩を有効成分とする週 1 回皮下投与の骨粗鬆症治療剤「テリボン(TERIBONE)®皮下注用56.5μg」を製造販売しています(再審査期間は、2011年9月26日~2017年9月25日(6年))。旭化成(株)の2017年度第2四半期決算説明資料...
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田辺三菱 エダラボン点滴静注バッグ 特許侵害訴訟を取下げ

2018年1月23日付の田辺三菱製薬プレスリリースによると、田辺三菱製薬は、フリーラジカルスカベンジャー「ラジカット®点滴静注バッグ30mg」の後発医薬品を販売する日新製薬に対して、2017年3月10日付で東京地裁にプラスチック容器に関する特許権に基づく侵害差止等請求訴訟を提起していましたが、協議の結果、容器本体の材質変更前の日新製薬の製品について、本特許権の取扱いに関して円満解決に至り、1月19...
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サンド・協和発酵キリンのリツキシマブ・バイオシミラーに対する用途特許侵害訴訟に中外・全薬工業が参加

2018年1月9日付プレスリリースによると、中外製薬は、抗CD20モノクローナル抗体「リツキサン®注10mg/mL」について、同製品のバイオ後続品の製造販売者であるサンドおよび販売者である協和発酵キリンに対し、バイオジェン社が保有する3件の用途特許の侵害を理由としてジェネンテック社(本特許権の専用実施権者)が2017年12月28日付で東京地裁に提起したバイオ後続品の販売等の差し止めを求める訴訟に、...
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ファイザー リネゾリド Meiji Seikaファルマ後発品で特許侵害訴訟提起

2017年11月30日付ファイザー(株)のプレスリリースによると、ファイザーは、ザイボックス®注射液およびザイボックス®錠(一般名:リネゾリド)の後発品(リネゾリド点滴静注液600mg「明治」およびリネゾリド錠600mg「明治」)に関して、Meiji Seika ファルマ(株)に対し、特許専用実施権の侵害を理由として上記製品販売の部分差止等および損害賠償を請求する訴訟を11月29日付で東京地裁に提...
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田辺三菱 タリオン®後発品薬価収載希望書提出したジェネリックメーカーに対する特許侵害差止仮処分命令申立てを取下げ

田辺三菱製薬の2017年10月26日付プレスリリースによると、田辺三菱は、ベポタスチンベシル酸塩を有効成分とするアレルギー性疾患治療剤「タリオン®」について、同製品の後発品薬価収載希望書を提出した東和薬品、シオノケミカルおよび大興製薬に対して、田辺三菱が保有する物質特許等の侵害行為の差止めを求める仮処分命令の申立てを2017年9月15日付で東京地裁および大阪地裁にそれぞれ行っていましたが、今般、各...
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塩野義 欧州特許は無効、メルク社のラルテグラビルに対する差止訴訟敗訴へ

2017年10月13日付け塩野義製薬のプレスリリース(メルク社とのHIVインテグラーゼ阻害薬に関する欧州特許庁審判部での係争について)によると、塩野義が保有するHIVインテグラーゼ阻害薬に関する欧州特許(EP1422218)につき、2017年10月11日、欧州特許庁審判部が、メルク社の主張を認め、当該欧州特許が無効である旨の審決(T1150/15)を出したとのことです。 当該欧州特許についてはメル...
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興和による東和リバロ後発品の製造販売差止請求で東京地裁が容認判決

2017年10月11日の興和のプレスリリースによると、興和は東和薬品に対し、興和が保有する高コレステロール血症治療剤「リバロ錠」(一般名:ピタバスタチンカルシウム)」の医薬特許(特許第5190159号)の侵害を理由として、同社が製造販売する「リバロ」の後発医薬品である『ピタバスタチンCa・OD 錠 4mg「トーワ」』の製造販売の差し止めを求める訴訟を東京地裁に提起していましたが、2017年9月29...
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オキサリプラチン(解離シュウ酸事件)特許侵害差止訴訟 最高裁上告不受理

日本化薬は、2015年5月8日、日本化薬が製造販売している抗悪性腫瘍剤「オキサリプラチン点滴静注液50mg『NK』」、「オキサリプラチン点滴静注液100mg『NK』」、「オキサリプラチン点滴静注液200mg『NK』」について、デビオファーム社から特許権侵害に基づく製造販売の差止訴訟を提起され、2016年3月3日の東京地裁判決(2016.03.03 「デビオファーム v. 日本化薬」 東京地裁平成2...
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田辺三菱 タリオン®後発品薬価収載希望書提出したジェネリックメーカーに対し特許侵害差止仮処分命令申立て

田辺三菱製薬は、アレルギー性疾患治療剤「タリオン®(有効成分: ベポタスチンベシル酸塩)」について、同製品の後発品薬価収載希望書を提出した東和薬品、シオノケミカルおよび大興製薬に対して、田辺三菱が保有する物質特許等の侵害行為の差止めを求める仮処分命令の申立てを2017年9月15日付で東京地裁および大阪地裁に行ったとのことです。 田辺三菱および宇部興産は、ベポタスチンベシル酸塩を有効成分とする医薬品...
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中外がハーセプチン®バイオシミラー承認申請した日本化薬に対し用途特許侵害で製造販売差止訴訟提起

2017年9月8日付の中外製薬(株)プレスリリースによると、抗HER2ヒト化モノクローナル抗体「ハーセプチン®注射用60」および「ハーセプチン®注射用150」のバイオ後続品(バイオシミラー)の製造販売承認申請者である日本化薬(株)に対し、ロシュ・グループのジェネンテック社が保有する用途特許の侵害を理由として、専用実施権者である中外製薬は、ジェネンテック社とともに、8月17日付で東京地裁にバイオ後続...
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製薬協 「オキサリプラティヌム事件の知財高裁大合議判決について」

オキサリプラティヌム事件の知財高裁大合議判決において延長された特許権の効力の及ぶ範囲(特許法第68条の2の解釈)について一定の判断が示されたことを受け、2017年8月21日、日本製薬工業協会知的財産委員会としての意見が出されました。 日本製薬工業協会webpage: 2017.08.21 「オキサリプラティヌム事件の知財高裁大合議判決について 知財高裁特別部平成29年1月20日判決(平成28年(ネ...
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アクテムラの追加ロイヤルティ支払い求め英国MRCが中外に対して仲裁申立

2017年8月10日付の中外製薬ニュースリリースによると、英国Medical Research Council(MRC)およびLifeArcは中外製薬に対して、ヒト化抗ヒトIL-6レセプターモノクローナル抗体『アクテムラ(Actemra)®(有効成分: トシリズマブ(tocilizumab))』の開発に際し締結した1990年8月15日付の研究協力契約に関して契約義務違反があると主張し、当該契約に基...
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特許権侵害の後発品参入 オキサロール®薬価引下げによる損害賠償 中外が勝訴

2017年7月27日付の中外製薬のニュースリリース(「オキサロール®軟膏製法特許侵害に対する損害賠償請求訴訟の判決に関するお知らせ」)によると、中外製薬が保有する尋常性乾癬等角化症治療剤「オキサロール®軟膏25μg/g(有効成分: マキサカルシトール)」の製法特許(特許第3310301号)に関して、オキサロール軟膏の後発品メーカーである岩城製薬、高田製薬、ポーラファルマの特許権侵害行為に対し中外製...
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アイセントレスを販売するMSDに塩野義特許の強制実施権が認められる(ドイツ)

2017年7月12日付のJETROからの欧州知的財産ニュースによると、ドイツ連邦通常裁判所(通常裁判権の最高裁判所に相当)は、7月11日、塩野義製薬が保有する欧州特許1422218について、当該特許権侵害を訴えらたHIV治療薬Isentress(アイセントレス、有効成分はラルテグラビル(reltegravir))を販売するMSD社が申立てた強制実施権付与の仮処分申請を認める決定を下したとのことです...
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ベポタスチンベシル酸塩(タリオン®)に関する特許権について

2017年6月30日、田辺三菱製薬(株)および宇部興産(株)より「ベポタスチンベシル酸塩(商品名 タリオン®)に関する特許権について」の謹告文が掲載されました(参照: 日刊薬業website: 【謹告】ベポタスチンベシル酸塩(商品名 タリオン®)に関する特許権について)。 田辺三菱は、一般名ベポタスチンベシル酸塩(bepotastine besilate)を有効成分とし、その効能・効果を「アレルギ...
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オキサリプラチン特許侵害訴訟 日本化薬の侵害認めず(知財高裁)

2017年6月29日付の日本化薬のプレスリリースによると、日本化薬から製造販売されている「オキサリプラチン点滴静注液50㎎『NK』」、「オキサリプラチン点滴静注液100㎎『NK』」、「オキサリプラチン点滴静注液200㎎『NK』」に関して、デビオファーム社及びヤクルト本社が特許権及び専用実施権の侵害を理由に損害賠償を請求していた訴訟において、2017年6月28日、知財高裁は、東京地裁の判決(2016...
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田辺三菱 ジレニア®(Gilenya®)米国特許訴訟で勝訴

2017年6月20日付けの田辺三菱製薬のプレスリリースによると、2017年6月9日、米国デラウェア連邦地方裁判所は、「製品名「ジレニア®(Gilenya®)」の有効成分であるフィンゴリモド塩酸塩(Fingolimod hydrochloride)を保護する米国特許(US5,604,229)は有効であり、本件特許が満了する2019年2月18日(小児臨床試験実施に基づく6か月間の排他期間の追加の可能性...
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臨床開発中のemicizumabの米国内製造等が特許侵害にあたるとしてバクスアルタ社が中外製薬を提訴

中外製薬のニュースリリースによると、臨床開発中の血友病Aに対する新薬候補物質「emicizumab」(開発コード:ACE910)がバクスアルタ社保有の米国特許第7,033,590号に触れるとし、米国における上記emicizumabの製造、使用、譲渡の申出、譲渡、輸入の差止め等を求める訴えが中外製薬および米国ジェネンテック社に対して米国デラウェア州連邦地方裁判所において提起されたとのことです。 バク...
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オゼックス(トスフロキサシントシル酸塩)製剤特許侵害訴訟でMeiji Seikaファルマ・高田製薬と富山化学工業が和解

2017年3月23日付けのMeiji Seikaファルマおよび高田製薬のプレスリリースによると、Meiji Seika ファルマの「トスフロキサシントシル酸塩小児用細粒15%『明治』」および高田製薬の「トスフロキサシントシル酸塩細粒小児用15%「タカタ」」の製造販売行為が富山化学工業の製剤特許(特許第5799061号)を侵害するとして、富山化学工業は特許権侵害差止請求訴訟を2016年3月7日付で東...
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オゼックス(トスフロキサシントシル酸塩)製剤特許侵害訴訟で東和薬品と富山化学工業が和解

2017年3月13日付の東和薬品のプレスリリースによれば、東和薬品のニューキノロン系経口抗菌製剤トスフロキサシントシル酸塩細粒小児用 15%「トーワ」の製造販売行為が富山化学工業の製剤特許(特許第5799061号)を侵害するとして、富山化学工業は、特許権侵害差止請求訴訟を2016年3月7日付で東京地裁に提起していましたが(過去記事)、2017年3月9日付で裁判上の和解が成立したとのことです。東和薬...
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AbbVieアダリムマブ(ヒュミラ®) 用法用量特許 英国で無効判決

2017年3月3日付けの協和キリン富士フイルムバイオロジクス press releaseによると、協和キリン富士フイルムバイオロジクスは、ヒト型抗TNFαモノクローナル抗体製剤「アダリムマブ(Adalimumab)」バイオシミラー(開発番号:FKB327、先発薬:ヒュミラ(Humira)®)の製造販売承認申請に向けて準備しているところ、AbbVie社の「アダリムマブ」の用法用量の特許が公知の技術に...
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アリムタ®のビタミン療法特許 知財高裁が維持判決

イーライリリー・アンド・カンパニーの2017年2月2日付プレスリリースによると、抗悪性腫瘍剤アリムタ(Alimta)®(ペメトレキセド注射剤)の2件のビタミン療法特許に関し、沢井製薬が2015年11月の特許庁の特許維持審決を不服として提訴していた審決取消訴訟において、知財高裁は、特許庁の特許維持審決を支持し、本件特許が有効に維持される内容の判決を下したとのことです。 本件特許は2021年6月まで有...
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沢井と興和がLIVALO®ANDA訴訟で和解 沢井発売は2023年

2017年2月1日付の沢井製薬のpress releaseによれば、沢井と興和との間で争っていたLIVALO®(ピタバスタチン錠)米国ANDA特許侵害訴訟は和解に至ったとのことです。この和解契約に基づき、沢井のピタバスタチン錠は、2023年5月2日または特定の状況下においてはそれ以前の日を開始日として、発売が可能となるとのことです。 参考: 沢井製薬 press release: 2017.02....
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小野・BMS v. Merck 抗PD-1抗体特許係争で和解

2017年1月21日付の小野薬品のプレスリリースによると、小野薬品およびブリストル・マイヤーズ スクイブ社(BMS社)は、小野薬品と本庶佑氏との共有に係る抗PD-1抗体の用途特許および小野薬品とBMS社との共有に係る抗PD-1抗体の物質特許を保有しており、メルク社による抗PD-1抗体製品である「キイトルーダ®」(一般名:ペムブロリズマブ)の販売等の特許侵害に対し、日本、米国、欧州等において特許侵害...
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オキサリプラチン特許侵害差止訴訟 日本化薬の侵害認めず(知財高裁)

2016年12月8日付の日本化薬のプレスリリースによると、同日、知財高裁は、日本化薬による抗悪性腫瘍剤「オキサリプラチン点滴静注液50mg『NK』」等の製造販売がデビオファーム社の特許権を侵害するとして差止を認めた東京地裁判決(2016.03.03 「デビオファーム v. 日本化薬」 東京地裁平成27年(ワ)12416)を、取り消す判決を言い渡した、とのことです。 なお、上記訴訟とは別に、デビオフ...
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テルミサルタン(telmisartan)に関する特許権について

2016年11月18日、日本ベーリンガーインゲルハイム(株)より「テルミサルタンに関する特許権について」の謹告文が掲載されました(参照: 日刊薬業website: 【謹告】テルミサルタンに関する特許権について)。 日本ベーリンガーインゲルハイムは、 テルミサルタンを有効成分とする単剤として、 ミカルディス®錠20mg ミカルディス®錠40mg ミカルディス®錠80mg テルミサルタンを有効成分とし...
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MSDのアイセントレス®(ラルテグラビル) 英国特許訴訟で塩野義が敗訴

2016年11月28日の塩野義のプレスリリースによると、塩野義が保有するHIVインテグラーゼ阻害薬に関する英国特許(UK60242459.3号)の無効訴訟をMSD社が英国特許裁判所に提起したことに対して、塩野義は同特許に基づき英国でのアイセントレス®(有効成分はラルテグラビルカリウム(raltegravir potassium)を販売するMSD社に対し特許権侵害の反訴請求をしていましたが、2016...
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オキサリプラチン延長特許侵害事件 知財高裁が大合議事件に指定

2016年11月17日、知財高裁は、平成28年(ネ)第10046号 特許権侵害差止請求控訴事件を大合議事件として指定しました。原審は、延長された特許権の効力が争点となった2016.03.30 「デビオファーム v. 東和薬品」 東京地裁平成27年(ワ)12414です。この大合議の審理・判断で求められる一番重要な点は、先発薬(新規有効成分に限らない)についての延長特許権があるにもかかわらず、その先発...
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オキサリプラチン特許侵害訴訟 東京地裁がデビオファームの請求棄却

日医工および日本化薬のプレスリリースによれば、オキサリプラチン点滴静注液に関し、デビオファームにより提訴されていた特許権侵害差止請求訴訟について、東京地裁はデビオファームの請求を棄却する判決をしたとのことです。参考:2016.10.31 日医工 press release: 抗悪性腫瘍剤オキサリプラチン点滴静注液の特許侵害差止請求訴訟の勝訴について2016.10.31 日本化薬 press rel...
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小野薬品がMSD「キイトルーダ」を抗PD-1抗体特許侵害で提訴

小野薬品のpress releaseによると、小野薬品は、本庶佑氏との共有に係る抗PD-1抗体に関する特許(特許第4409430号、特許5159730号)に基づき、2016年9月28日に「キイトルーダ®」(一般名:ペムブロリズマブ、MK-3475)に関する製造販売承認を取得した MSD社に対し、10月24日に特許権侵害行為差止請求訴訟を東京地方裁判所に提起したとのことです。本特許に対応する欧州及び...
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アステラス 過活動膀胱治療剤Myrbetriq®(ミラベグロン)のANDAでActavisに対し特許侵害訴訟を提起

アステラス製薬は、FDAに過活動膀胱治療剤「Myrbetriq®」(一般名:ミラベグロン、mirabegron)のANDAを提出したActavis社等に対して、アステラス製薬の保有するミラベグロンの物質特許、過活動膀胱治療用途特許及び結晶特許に基づき、後発品承認差止めを求め、2016年10月6日、米国デラウェア州連邦地方裁判所に訴訟を提起しました。 アステラス製薬が創製したミラベグロンは、選択的β...
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抗PD-1抗体を巡る特許訴訟~小野/BMS(オプジーボ; Opdivo) vs Merck(キートルーダ; Keytruda)

Bristol-Myers Squibb(BMS)及びMerckの最近のSEC filing 10-Q資料は、抗PD-1抗体を用いた癌治療方法に関する特許(いわゆる本庶特許)及び広く抗PD-1抗体を保護する特許(いわゆるKorman特許)で構成される特許群に関して、世界中で特許訴訟が係属中であることを伝えています。各国裁判所が、MerckによるKeytrudaの販売が小野薬品(及びBMS)の抗PD...
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ヤクルト・デビオファームがエルプラット® (オキサリプラチン)後発品販売の日本化薬に対して製剤特許侵害訴訟を提起

(株)ヤクルト本社およびデビオファーム社は、ヤクルト本社が製造販売する抗悪性腫瘍剤オキサリプラチン-販売名「エルプラット®点滴静注液50mg」、「エルプラット®点滴静注液100mg」、および「エルプラット®点滴静注液200mg」の後発医薬品の製造販売承認を取得し販売を行っている日本化薬(株)に対し、デビオファーム社が保有しヤクルト本社に実施権を許諾している製剤特許(特許第4430229号)の侵害を...
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バクスアルタ社が国内臨床試験中emicizumabの製造・使用を特許侵害にあたるとして中外製薬を提訴

中外製薬のニュースリリースによると、中外製薬が臨床開発中の血友病Aに対する新薬候補物質「emicizumab」(開発コード:ACE910)が、バクスアルタ社保有の特許第4313531号に触れるとし、上記emicizumabの製造、使用、譲渡、輸出、譲渡の申出の差止め、ならびに廃棄を求める訴えがバクスアルタ社により東京地裁において提起されたとのことです。 原告は、臨床試験のための日本国内でのemic...
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イーライリリー 東京地裁にエビスタ®後発品の販売差止仮処分申立て

2016年3月14日の日本イーライリリー(株)のプレスリリースによれば、米国イーライリリー・アンド・カンパニーが、本年2月に弊社骨粗鬆症治療剤エビスタ®(ラロキシフェン塩酸塩)の後発医薬品の製造販売承認を取得した全ての会社に対し、エビスタの用途特許(特許第2749247号)の侵害を理由として、東京地裁にエビスタ®の後発品医薬品の販売差止め等の仮処分命令の申立てをしました。 参考: 日本イーライリリ...
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富山化学工業がオゼックス(トスフロキサシントシル酸塩)後発品を販売する3社に対して特許侵害訴訟を提起

2016年3月7日、富山化学工業(株)は、同社が製造販売権を有するニューキノロン系経口抗菌製剤「オゼックス細粒小児用15%」(一般名:トスフロキサシントシル酸塩水和物)の後発医薬品について、Meiji Seikaファルマ、高田製薬、東和薬品の3社に対し、同社の所有する「トスフロキサシンおよびポリビニルピロリドンを含有する粒状固形製剤」に関する特許権(特許第5799061号)を侵害していることを理由...
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デビオファームがエルプラット® (オキサリプラチン)後発品販売の日本化薬に対して特許侵害訴訟で勝訴

2016年3月4日のデビオファーム・インターナショナルのプレスリリースのよれば、抗癌剤であるエルプラット(Elplat)® (オキサリプラチン(Oxaliplatin))点滴剤 50mg、100mg 及び 200mgを保護するデビオファーム保有特許(特許番号4430229)の侵害訴訟において、同日、東京地裁は、日本化薬(株)によって販売された後発医薬品の抗癌剤が侵害にあたるとの判決を下したとのこと...
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抗悪性腫瘍剤アリムタ®のビタミン療法特許の無効審判で特許維持審決

日本イーライリリー(株)のpress release(2015.12.15 「抗悪性腫瘍剤アリムタ®のビタミン療法特許に関する特許庁の特許維持審決について」)によれば、抗悪性腫瘍剤アリムタ®(ペメトレキセド注射剤)に関する2件のビタミン療法特許(特許第5102928号及び特許第5469706号)に関し、沢井製薬(株)が請求した無効審判(無効2014-800039及び無効2014-800063)にお...
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明治 「カバくん」類似でムンディ・シオノギヘルスケアを不正競争行為差止め求め提訴

(株)明治websiteより (株)明治は、2016年2月9日付で、ムンディファーマ(株)およびシオノギヘルスケア(株)に対して、不正競争行為差止等の仮処分命令を求めて、東京地裁に申立てを行ったとのことです。 (株)明治 press releae: 2016.02.09 「ムンディファーマ株式会社およびシオノギヘルスケア株式会社に対する不正競争行為差止等仮処分命令申立に関するお知らせ」 申立てに至...
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マキサカルシトール製法特許の均等侵害事件を知財高裁が大合議事件に指定

2016年1月15日、知財高裁は、2014.12.24 「中外製薬 v. DKSH」 東京地裁平成25年(ワ)4040の控訴審を大合議で審理すると発表しました。本件特許第3310301号は、マキサカルシトール(maxacalcitol)の製造方法に関するもの。マキサカルシトールは活性型ビタミンD3誘導体であり、中外製薬が販売する角化症治療剤オキサロール(Oxarol)®軟膏の有効成分。本事件は、D...
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産構審 知財分科会 特許制度小委員会 第8回 審査基準専門委員会WG

2016年1月13日に開催された産業構造審議会 知的財産分科会 特許制度小委員会第8回 審査基準専門委員会ワーキンググループにて、特許権の存続期間の延長登録出願に関する審査基準の点検・改訂についての議論がなされました。第9回会合で引き続き審議することになったようです。WGにて製薬協が提起した懸念は非常に重要です。しかし、何らかの法改正なしに解決できそうにありません。このWGは審査基準を改訂すること...
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レボノルゲストレル(Levonorgestrel)を有効成分とする緊急避妊剤「ノルレボ®錠」に関する特許権について

2015年12月25日、あすか製薬(株)より「レボノルゲストレルに関する特許権について」の謹告文が掲載されました(参照: 日刊薬業website: 【謹告】レボノルゲストレルに関する特許権について)。 あすか製薬は、レボノルゲストレル(Levonorgestrel)を有効成分とする緊急避妊剤「ノルレボ®錠0.75mg」を製造販売しており、レボノルゲストレルに関し、日本特許第5809367号および日...
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プラバスタチンのプロダクト・バイ・プロセス・クレームに関してテバ社と協和発酵キリンとが争った特許侵害訴訟が終了

2015年12月16日付の協和発酵キリンのpress releaseによれば、協和発酵キリンとテバ社との間で係争していたテバ社保有のプラバスタチンナトリウムに関する特許3737801号に係る特許権侵害訴訟が終了したとのことです。 本件は、2015年6月5日に最高裁により言い渡された、原判決[知財高裁大合議判決]を破棄し、事件を知財高裁に差し戻す旨の判決を受け、知財高裁に係属していましたが、テバ社は...
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イーライリリーと特許侵害訴訟中の沢井製薬、エビスタ®後発品「ラロキシフェン塩酸塩錠」が薬価収載

骨粗鬆症治療剤エビスタ®(一般名:ラロキシフェン塩酸塩(Raloxifene Hydrochloride))の後発品である沢井製薬のラロキシフェン塩酸塩錠「サワイ」が薬価収載されました。 日本イーライリリー(株)のpress release( 2015.11.20 「骨粗鬆症治療剤エビスタ®用途特許に関する特許侵害訴訟の反訴提起及び販売差止め等の仮処分命令の申立てについて」)によれば、米国本社イー...
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ジプレキサ®(Zyprexa®)の有効成分オランザピン(Olanzapine)を保護する物質特許

「チエノ〔2,3-b〕〔1,5〕ベンゾジアゼピン誘導体及び該誘導体を含有する抗精神病薬組成物」に関する特許第2527860号は、イーライリリーにおいて開発され製造販売されているチエノベンゾジアゼピン系抗精神病薬ジプレキサ®(Zyprexa®)の有効成分オランザピン(olanzapine)を保護する物質特許である。 出願日は1991.04.24、20年の存続期間満了日は2011.04.24であるが存...
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イーライリリー エビスタ®の用途特許の無効審決の取り消し求め審決取消訴訟を提起

イーライリリーは、骨粗鬆症治療剤エビスタ®(一般名:ラロキシフェン塩酸塩(Raloxifene Hydrochloride)、選択的エストロゲン受容体モジュレーター(SERM))の用途特許(特許第2749247号)に関する特許庁の特許無効審決(2015.04.15 無効2013-800139)に対し、これを不服として、同審決の取り消しを求め、知財高裁へ審決取消訴訟を提訴しました。 沢井製薬が無効審...
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塩野義がアイセントレスを販売するMSDに対して特許侵害訴訟を提起

2015年8月18日の塩野義製薬のpress releaseによれば、同社が保有するドイツ特許及び日本特許(第5207392号)に基づき、アイセントレス®(有効成分はラルテグラビルカリウム(raltegravir potassium)、HIVインテグラーゼ阻害剤)を販売するMSD社に対し特許侵害訴訟を提起したとのことです。 参考: 塩野義press release: 2015.08.18 「MSD...
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2015.07.06 特許庁 「プロダクト・バイ・プロセス・クレームに関する当面の審査・審判の取扱い等について」

2015年7月6日、特許庁は、プロダクト・バイ・プロセス・クレームに関する当面の審査・審判の取扱い等について下記のとおり発表しました。 当面の審査の取扱いについて 物の発明に係る請求項にその物の製造方法が記載されている場合は、審査官が「不可能・非実際的事情」があると判断できるときを除き、当該物の発明は不明確であると判断し、拒絶理由を通知します。※「不可能・非実際的事情」とは、出願時において当該物を...
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日本ジェネリック製薬協会 特許権存続期間延長についての意見公表

2015年5月29日、日本ジェネリック製薬協会知的財産研究委員会は、現在最高裁にて審理中のアバスチン事件の帰趨はジェネリック医薬品業界に看過できない影響を及ぼす恐れがあるとして、「延長された特許権の効力範囲は明確でなければならず、薬事承認によって禁止が解除された特許発明の範囲と、延長された特許権の効力範囲とを明確に一致させることが、最も適切であると考える(抜粋)」との意見を公表しました。参考:日本...
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2015.06.10 特許庁 「プロダクト・バイ・プロセス・クレームに関する審査基準及び審査・審判の取扱いについて」

2015年6月10日、特許庁は、プロダクト・バイ・プロセス・クレーム(物の発明に係るクレームにその物の製造方法が記載されている場合)に関する最高裁判決 2015.06.05 「テバ v. 協和発酵キリン」 最高裁平成24年(受)1204 2015.06.05 「テバ v. 東理」 最高裁平成24年(受)2658 を受けて、プロダクト・バイ・プロセス・クレームに関する審査基準及び審査・審判の取扱いを...
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