*Case2026 2026.04.16 「陽進堂 v. 大塚製薬工場」 知財高裁令和7年(行ケ)10048 ― 阻害要因と多段階的想到困難性が決した複室輸液製剤特許をめぐる20年の攻防
Summary含硫化合物と微量金属元素を含む輸液製剤の保存安定化方法に関する大塚製薬工場(被告・特許権者)の特許第4171216号について、エイワイファーマ(現・陽進堂ホールディングス)が請求した無効審判請求不成立審決の取消訴訟において、知財高裁は原告の請求を棄却した。本判決が示した進歩性判断上の注目点は二つある。第一に、引用発明から本件訂正発明に到達するためには、複数の着想と選択を段階的に積み重...
